【大学生の株の始め方】失敗しない注意点・おすすめの証券会社を紹介

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「大学生が株を始めるにはどんな準備がいるの?」

「株ってどうやって買うの?」

「大学生が株をする時の注意点はなに?」

大学生が株を買うためにはまず証券会社で口座を開く必要があるよ!
この記事では口座開設・株式購入の手順やおすすめの証券会社を紹介するね!

株の始め方

お金

株取引を始めるためには証券会社に口座を開く必要があります。

下の表は口座開設の手順や必要なものを示しています。

手順やること内容
1必要なものを準備する
  • 身分証明書(運転免許証、パスポート、健康保険証)
  • マイナンバーを証明する書類
  • 銀行口座
  • 印鑑(郵送・店頭手続きの場合)

*未成年者は保護者の承諾書、保護者との続柄を示す証明書類が必要。(未成年者でも結婚している場合は成人と同じ扱い)

2証券会社に口座開設を申し込む口座を選択
3書類を提出するウェブまたは郵送で提出
4発行される仮パスワードの変更IDと仮パスワードが発行されるので、仮パスワードを変更しておく
口座の開設の仕方はわかったけど、株の購入の流れってどうなっているの?
株の購入の仕方なら僕に任せて!
株を購入する手順を紹介するね!

株式購入の流れを紹介していきます。

手順やること内容
1自分の口座にお金を振り込む銀行間の一般的な振り込みと同じ。
銀行や郵便局から証券会社で開設した口座にお金を振り込む。
2株を選ぶ今後値上がりしそうな株を選ぶ。
3注文を出す買いたい株の注文を証券会社に出す。
どの株を何株買うかを注文。
4取引成立(約定)取引成立を約定と呼ぶ。
約定した場合、購入した株は自分のもの。
取引が成立しなかった場合は、お金が返金される。
株を購入するまでの流れがわかったね!
実際に口座を開設する前に確認しておきたいことがあるから、下で紹介していくね!

口座を作る前に確認しておきたいこと

注意喚起

実際に証券会社に口座を作る前に確認しておきたいことが4点あります。

  • 確定申告・税金のかかり方
  • 未成年者が口座開設できるか
  • 株で借金することはあるのか
  • 株を始めるときの資金はどれくらい準備するべきか

確定申告・税金のかかり方

まず、株式の売買で得た利益は原則として確定申告が必要です。

大学生だと親の扶養家族であることが多いと思います。

年齢によりますが、年間合計所得額が38万円を超えると扶養の枠から外れる可能性があります。

親の扶養控除額

  • 38万円(16~18歳)
  • 63万円(19~22歳)
  • 38万円(23~69歳)

扶養の枠から外れると、親が納税する所得税が増えます。

また、所得合計額(アルバイトで稼いだお金を含む)が増えると、大学生でも所得税や社会保険料・国民保険の支払いが必要です。
*源泉徴収とは、年間の所得にかかる税金を事業者があらかじめ差し引くこと。

「源泉徴収ありの特定口座」で株式を取引すると、税金が源泉徴収されて天引きされるので自分で確定申告をする必要がありません。

確定申告することが面倒だと感じる方は「源泉徴収ありの特定口座」を選びましょう。

未成年者って口座を作れるの?

未成年者も口座を作ることができます。

未成年者が口座を作るためには、親の承諾のほかにいくつかの条件があります。

各証券会社で条件が異なることもあるので、口座を開設するには事前に確認が必要です。

ここでは楽天証券を例に未成年口座の開設条件を紹介します。

口座開設の対象満20歳未満の未婚者
取引主体者原則として親権者。
ただし、満15歳以上は未成年本人が取引することも可能。
登録親権者
  • 親権者のうち1人は「登録親権者」として登録が必要
  • 登録親権者は、楽天の総合取引口座の開設が必要

ただ、証券会社によっては未成年者の口座開設を受け付けてないところもあるので注意が必要です。

株で借金することはある?

通常の株式投資(現物取引)で借金することはありません

株主の損失は自分の出資した範囲にのみ責任を負うことが法律で定められているので、もし出資した会社が倒産しても借金を抱えることはありません。

ただし、信用取引をすると借金の可能性が生じます。

下の表は現物取引と信用取引について示しています。

株取引の種類詳細
現物取引生活費等を抜いた余剰資金を使って投資。
自分のお金なので、借金を抱えることはない。
信用取引預けた金額の約3倍までのお金を前借りして株を売買できる。
返金の期間が定まっており、損失が出ると借金をしてしまう可能性がある。

株を始めるときにどれくらいの資金を準備する?

株は高いイメージというイメージをお持ちではないでしょうか?

実際のところ株は少額で購入することも可能で、なかには1株100円で買える株もあります

しかし、株の最小購入単位は100株ですので1株100円の株でも最低10,000円はかかります。

試しに少額だけ投資してみたい方は10,000円ほど準備することがおすすめです。

大学生におすすめの証券会社

大学生におすすめの証券会社を2社紹介します。

下の表は各証券会社の費用や特徴を比較しています。

どちらもポイントで株を購入することができるため、普段の生活でたまりやすいポイントを利用できる証券会社を選びましょう。
項目SBIネオモバイル証券楽天証券
利用可能ポイントTポイント楽天スーパーポイント
投資信託購入なし100円から
投資信託積み立てなし毎月から
取引手数料月額216円~1回毎に50円(5万円までの取引)
ロボアドバイザーWealthNavi for ネオモバ楽ラップ
つみたてNISA非対応対応
iDeCo非対応対応

つみたてNISAとiDeCoは資産運用益にかかる税金を一定額まで非課税にできる制度です。

SBIネオモバイル証券

ネオモバイル

SBIネオモバイル証券のおすすめポイント

1.Tポイントを使って株を購入可能
2. 月額200円で取引放題
3.毎月200ポイントもらえる
4.WealthNavi for ネオモバが利用できる

SBIネオモバイル証券の最大の魅力はTポイントで株が購入できることです。

1ポイント1円相当で利用でき、1ヶ月の約定(=取引成立)代金合計が50万円以下の場合に毎月200ポイントもらえることもメリットのひとつです。

株取引は一般的に各取引ごとに手数料がかかりますが、SBIネオモバイル証券では月額200円(取引成立の合計金額が50万円まで)で取引し放題で、1株単位で株を購入することができるため少額での投資が可能です。

「WealthNavi for ネオモバ」は1万円から始められるお任せ資産運用サービスです。

1992年から2017年までの25年間の期間で、WealthNaviの推奨するポートフォリオ(*安全資産と危険資産の最適保有率)を使って資産運用するシュミレーションが行われたところ資産が2.4倍に成長し、1年あたりのリターンが6.0%という結果が出ています。
*安全資産とは収益率に大きな変動がない安定した資産のこと。危険資産とは、将来の収益の予想が困難な資産のこと。

1人で株取引を始めることが不安な大学生の方はWealthNaviを用いてみることもおすすめです。

SBIネオモバイル証券について詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。

Tポイントで投資するならネオモバイル証券


楽天証券

楽天証券

楽天証券のおすすめポイント

1. 楽天スーパーポイントで投資信託が購入可能
2. 楽天カードで投資信託の積み立てができ、ポイントがたまる
3.楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させると普通預金金利が0.10%に
4.ロボアドバイザーの楽ラップが使用できる

楽天証券は楽天スーパーポイントを使って投資信託できるため、普段の買い物や利用したサービスでたまったポイントをもとに投資できることが魅力です。

投資信託とは、投資家から集めたお金を資産運用のプロであるファンドマネージャーに投資・運用してもらい生まれた利益を投資家に分配するという仕組みです。

楽天カードで投資信託を積み立てると、月5万円までなら還元率1%で楽天スーパーポイントがたまります。

また、楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させると普通預金金利が0.10%まで引きあがります

楽天銀行だけだと金利は0.02%で、一般的な銀行の金利が0.001%なため、かなり高い金利設定であることがわかります。

楽ラップは10万円から始められる自動運用の制度で、投資家の診断結果に基づいて資産運用のコースを紹介してくれます。

金融の知識がなくても、質問に答えるだけでおすすめの資産運用コースを教えてくれることが魅力的です。

楽天ポイントで投資なら楽天証券

大学生が株に失敗しないための注意点

ポイント

大学生が株に失敗しないために注意するポイントを紹介していきます。

まず少額で投資して経験を積む

経済の知識が少ない大学生は、少額で投資をしながら勉強を進めていくことがおすすめです。
財務諸表の分析や事業成長性など企業研究の経験を積みましょう。

信用取引はやらない

信用取引は口座に入金したお金を担保に、お金を借りて株を買うことです。
元手を超える損失が出た場合、借りたお金に対して返済義務があるので借金を抱えてしまいます。
親に迷惑をかけないためにも信用取引は社会に出て自分で稼ぎだしてから始めましょう。

奨学金には手を付けない

奨学金に手を付けて株取引をした場合、損失が出ると学費を払えないケースも生まれます。
そのような事態を避けるためにも、株の資金はアルバイトで貯めたお金の中からやりくりするようにしましょう。

勉強をおろそかにしない

株式投資の相場が開いている時間帯(平日9:00-11:30,12:30-15:00)は、原則として大学の授業とかぶっています。
株取引に熱中すると授業を聞かなかったり、出席をせずに単位を落としてしまう可能性もあります。
留年すると就職活動にもマイナスの影響を与えるうえに、高い学費を余分に1年分払う必要があるので、勉強はおろそかにしないように気をつけましょう。

損失が出る理由を理解する

損失

信用取引にせよ現物取引にせよ、損失は株価が下がることによって生まれます

株取引をする前に、株価が下がる要因を理解しておきましょう。

株価が下落する要因

  • 企業の不祥事
  • 企業・業界の業績悪化
  • 世界や日本の政治・経済の動き
  • 税制や投資のルール、自然災害、戦争など

景気と株価の関係について

景気がいいと経済活動が活発に行われます。

人々の購買活動が活発になり、企業もそれに合わせて生産活動を行うので業績が上がります。

業績が上がると株価も上昇するので、好景気だと株価も上がります

ただし、需要と供給のバランスが崩れて余剰生産してしまうとモノの生産が抑えられて仕事も減り、業績が下がります。株価も業績と連動して下がる可能性があるので注意が必要です。

金利と株価の関係について

金利が上がると企業の借入金の利息支払いが増えるため、収益が圧迫されます。

金利が高い状況では借入もしにくく収益も圧迫されているので、事業に投資できるお金が減り利益を出しにくく業績も下がるので、金利を上げると株価も下がる傾向にあります。

初心者が株を選ぶ3つの基準

株を選ぶポイントとして以下の3つのものがあります。

  • 値上がり益
  • 配当
  • 株主優待

これら3つのポイントについて紹介していきます。

値上がり益で選ぶ

株価が値上がりしそうな株を選ぶことが選ぶ基準です。

選び方として自分がよく知っている企業や業界の中から株を選ぶことがおすすめです。

ただ、ひとつの業界のみに投資すると業界全体の業績が下がった場合のリスクが高くなるので分散して投資することがおすすめです。

分散投資の本質とは,このリターンが低下する以上の低い水準にリスクを抑えることができるという,投資家にとっては好都合なパフォーマンスを得ることなのである。

出典:松山大学論集  松本直樹 第31巻第1号抜刷2019年4月発行

なるべくリスクを抑えた分散投資をするためにも、自分の詳しい企業・業界を増やすように勉強しましょう。

配当で選ぶ

企業は事業を通して得た利益の一部を株主に還元します。これを配当と呼びます。

配当を実施している企業は安定的に利益を出していることが多いので、選びきれない方は配当を実施していることをポイントにすることもひとつの選び方です。
配当・優待を行うことは株主に対する企業の義務ではないので、業績が悪化すると廃止される可能性もあることに注意が必要です。

株主優待で選ぶ

株主優待で選ぶ場合は、もらえる品が自分の欲しいものと一致しているかが大事です。

優待や配当を受け取るためには、株主が権利を受け取ることが確定する「権利確定日」に株を保有している必要があります。

また、権利確定日の1日のみ株を保有するだけでも優待などの権利を受け取ることができます

大学生が株をするメリット

利益

大学生が株を始めることで得られるメリットについて紹介していきます。

  • 長期投資のメリットが受けられる
  • 経済の勉強ができて就職活動に利有

長期投資のメリットが受けられる

短期的な投資だとリターンが大きくプラス・マイナスに揺れるのに対し、長期的に資産運用していくと1年あたりのリターンが安定していきます

また、得た利益を現金として引き出さずにそのまま投資に運用していくことで資産が増えていく「福利効果」も見込めます

大学生という若いうちに投資をすることで将来の資産を増やす可能性を広げることができます。

経済の勉強ができて就活が有利

企業や・業界の研究と分析を続けると経済知識が身に付きます。

これから伸びる産業の予測や企業の事業成長性を分析して、成長性のあると判断した企業に就職活動を行うことができます。

また、衰退するかもしれない企業や成長性の見込めない企業に就職するリスクを回避することもできます。

大学生からの株まとめ

大学生のうちに株取引を通して経済の勉強を進めてみてはいかがでしょうか?

長期的に投資することでリターンも安定するので、若くて時間のある大学生のうちに株を始めてみることがおすすめです。

Tポイントで投資するならネオモバイル証券

楽天ポイントで投資するなら楽天証券

株について基礎から勉強したい方は下の参考書がおすすめです。